紙の約束手形の利用廃止③
これまでも、紙の約束手形廃止についてのブログを記載してきましたが、経済産業省の狙いとしては大企業と取引をしている下請け企業の資金繰り改善が目的だと考えられます。
紙の約束手形から電子化(電子記録債権やネットバンキングによる現金振込)へ変更することで、入金までの期間短縮ができるという考えであると思いますが、手形から現金への変更の際に支払いサイトが同じであれば、逆に中小零細企業の資金繰りに悪い影響を及ぼす可能性も否定できません。
「手形だったら、割引できたし、裏書譲渡できるから支払いに充てれたんだけど、請求して3か月後に現金もらってもねぇ。困ったなぁ。」なんて声も出てきそうです。
そのような時に役に立つのは、電子記録債権つまり【でんさい】ではないでしょうか?大企業に請求して翌月にでんさいをもらう、あるいは請求して3か月後に現金振込をしてもらうの二者択一を迫られたら、、、資金繰りに不安があれば【でんさい】を選ぶべきだと思います。でんさいをもらったら、必要な時に必要な金額だけ(でんさいは所持人が自由自在にに分割できます)割引すればいいのです。
日栄倉庫(株)では【でんさい】も積極的に、そして紙の約束手形よりも低利で現金化させていただいておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
尚、弊社のでんさいサイトはコチラです。
投稿者:mizoguchi